腰痛がなかなか治らないときの原因として考えられること
そのため、腰の痛みとはなかなか治らないものであると認識している人は多いようです。
腰痛がいつまでも治らない原因はどこにあるのでしょうか?
実は8割が原因不明?
長期間続く腰の痛みに耐えかねて、病院を訪れてCTスキャンやMRIで検査をした場合でも、その8割は「原因不明」とされてしまうようです。
その多くは心因性だとされており、ストレスなどの心の問題が腰痛に大きく関係していると言われています。
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原因がわからない以上、治療は困難なものとなります。
ストレスからくる痛みだと原因がはっきりと分かれば、そのストレスの原因となっている問題を解決すべきなのです。
しかし、本人がそれを認めなければ治療をする機会は失われてしまい、腰痛はなかなか治らないものとなります。
近年では、「鬱」などの心の病気はしっかり治療を受ければ治療できるものという考えが広まっています。
そのため心療内科を受診する方も増えてはいますが、やはりまだ中には抵抗を感じている方も少なくはないようです。
ストレスの連鎖が痛みを生む?
もちろん、なかなか治らない腰痛の全てがストレスから来ているわけではありません。
あくまでも一つの原因として深く関わっているかもしれない、ということです。
腰痛のもともとの原因が他にあったとしても、痛みが長期化することでストレスを感じてしまうと、さらに症状を悪化させる原因を作ってしまいます。
その痛みがさらにストレスを生み、いつまでも治らない…このような負の連鎖は、珍しくないようなのです。
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運動不足や、激しい運動が腰の痛みを引き起こす
腰痛をなかなか治らなくさせる要素として、日常生活における筋肉をこり固めてしまう行為を見逃すことはできません。
たとえば、仕事などで1日中座りっぱなしでほとんど運動をしていない場合や、逆に運動のし過ぎで、十分な休憩をとれていない場合などです。
同じ体勢を取り続けていると、筋肉はしだいに伸縮しにくくなります。
同じように酷使し過ぎた筋肉も、自由に伸び縮みできなくなってしまうのです。
座っていることの多い人は適度な運動をとることで腰痛の予防には有効ですが、一度痛みが出てしまった場合は、運動によって腰痛を治りにくくさせてしまうということもあり得ます。
また、腰への負担が大きい仕事をしている方も、なかなか腰の痛みが消えないものです。
ある意味、職業病ともいえるものですが、仕事をするうえで腰の負担が軽くなるような対策を日頃から工夫することが大切です。
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