急性腰痛の原因と予防のための考え方
「ぎっくり腰」と言えば、心当たりのある方も多いでしょう。専門的には急性腰痛と言われています。
自分では経験がなくとも、ぎっくり腰はつらいものだということはご存知だと思います。
今回は、ぎっくり腰のような「急性腰痛」とその原因についてご紹介してみたいと思います。
ぎっくり腰はなぜ起こる?
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実際にこの腰の痛みを経験した人は非常に多いようですが、実はその原因はほとんどわかっていないというのが実情です。
しかし、急性腰痛を経験した方にはいくつかの共通点があります。
筋肉への長期的な圧迫
長時間パソコンへ向かったり、作業のために同じ姿勢をとり続けている方には、ぎっくり腰が発生しやすいようです。
いわゆる「運動不足」の方も当てはまります。適度な運動により、腰の筋肉を柔らかくすることが防止には大切です。
スポーツなど体づくりをしている方
ぎっくり腰は、十分な筋肉を鍛えている方であっても発生します。腰の筋肉への負担でいえば、運動しない人にくらべてよけいにかかっているとも言えます。
鍛えているからといっても、決して油断することなく、スポーツをする前には十分に準備運動やストレッチを行うことが大切です。
また、ときどきは筋肉を休ませることも重要です。
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心因性
精神的な負担を受け続け、それを発散する機会のない方にもぎっくり腰は多いようです。
精神への負担がなぜ腰の負担になるのか? と疑問を持たれるかもしれませんが、どうやら腰痛とストレスは切っても切れない関係にあるようです。
ストレスが血流を悪くさせることにより、筋肉の疲労回復を妨げてしまうと考えられています。
自分に厳しすぎるまじめな方や、趣味などの息抜きをする機会の少ない人に発症するケースが多いようです。
その他の病気
腰や背骨に関わる重大な病気や、その他全身の疾患が原因で急性腰痛の原因になる場合があります。
痛み止めとコルセットが有効です
多くの急性腰痛の場合、とにかくその原因となる炎症を起こした筋肉を休ませることが大切になります。
つまり、安静にしていることが重要です。下手に動くと悪化させる恐れがあります。
痛みを軽減させるために、無意識に無理な姿勢をとってしまうこともあるので、痛みは取り除くに越したことはありません。
またコルセットなどを使用するのも有効です。
一度でも急性腰痛を発症するとそれが癖になり、その後慢性的な腰痛になるとも言われています。
まずは、生活習慣を改めつつ運動不足を解消し、普段から予防に努めるようにすることが大切です。
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