くしゃみが原因で腰痛になってしまうのはなぜ?
とくに高齢の方の場合は、くしゃみひとつで背骨を潰してしまう場合もあるほどです。
くしゃみによる腰痛はなぜ発生するのでしょうか?
くしゃみの威力
くしゃみとは、のどや鼻の中に侵入したホコリなどを外へ吐き出すため、生理的に行われる現象です。
困ったことに意識的に止めることも困難であり、その力はかなり大きいものです。
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くしゃみの時に発生する息の速度は、時速300キロを超えると言われています。
つまり新幹線レベルの速度で吐き出していることになります。
その威力ですから当然ながら腰への負担も大きくなり、痛みを発症する原因となってしまいます。
ただ、誰もがくしゃみで腰を痛めているわけではありません。
どんなときになりやすいのか?
普段からスポーツなどを経験されている方であれば、たかがくしゃみで腰痛になるということは考えにくいと言えます。
デスクワークで同じ姿勢を撮り続けている方や運動不足の方などは、わずかな運動により腰痛を引き起こす可能性が高くなります。
筋肉が自在な伸縮をできなければ、くしゃみの衝撃で傷つき、痛みや炎症を発生させるのです。
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一方で運動が十分な方であっても、筋肉が疲労していると自在な伸縮が困難になります。
その場合もくしゃみをきっかけとする腰痛を引き起こしてしまいます。
十分な運動のみならず、十分な休息もとらなければ、炎症を起こしてしまうのです。
筋肉は冷えると凝り固まる
筋肉は「冷やしすぎる」ことでも凝り固まり、腰痛の原因につながります。
寒い時期は十分に体を暖めなければ、筋肉は十分にほぐれないでしょう。
寒ければ当然くしゃみも出やすくなりますので、十分な寒さ対策をしなければ、腰痛を引き起こすきっかけとなってしまいます。
また、体を温めるには、入浴も効果的です。
このように、寒さ対策ひとつで、腰痛の原因を減らすことが出来るわけです。
ただし、痛みがすでに始まっている場合には、患部が炎症を起こしている可能性があります。
炎症は冷やすことが大切なのですが、温めることで逆に腰痛の原因を作ってしまうことになります。
その場合は、冷感シップなどを利用するといいでしょう。
普段からの対策が重要
同じ姿勢を取り続けないということや、日頃から運動をするという習慣はそのまま腰痛の対策となります。
普段の生活習慣を改善させることが、結果的に腰痛の対策につながるといえます。
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