腰痛の8割は原因不明だということをご存知ですか?
CTスキャンやMRIなどを使用した検査を行っても、原因がはっきりとわからないケースが大半なのです。
原因がはっきりとわからないため、腰痛は治りづらく、数ヶ月にわたる慢性的な痛みに移行していくことも珍しくありません。
原因不明なのに腰の痛みは悪化していく一方なんて、最悪の事態にはなりたくないものです。
私たちは、このような事実をどのように受け止めれば良いのでしょうか?
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CTスキャンやMRIなどの画像診断は意外と頼れないもの
あまりの腰の痛みに耐えかね医者を尋ねると、診察の後にレントゲンを始めとした画像診断を行うことになります。
しかし実際の所、腰痛に関して画像による診断は思ったほど頼りにならないというのが実情です。
8割は原因不明といわれる腰痛が相手となれば、たとえ最新の設備を利用したとしても、なかなかその原因を特定できるものではありません。
そして、結果的に「腰痛症」という曖昧な診断をされることになってしまうのです。
頼りにしていた医者からこのような診断を下されてしまうと、どうしたらいいのか途方に暮れてしまう人も多いことでしょう。
理由が分からずにただ痛みに悩まされ、将来を悲観してしまう方も少なくないのです。
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原因不明を受け入れ、喜ぶことも大切
なんどもいいますように、腰痛の診断した場合、その結果として現れるのはほとんどが原因不明です。
これらのような病気にくらべて「原因不明の腰痛」は、少なくとも生死に直結するものではありません。
もちろんその苦しみは当事者にしかわからないものですが、長期にわたる闘病生活を迫られるという可能性がないのはせめてもの救いです。
また、原因不明の腰痛は精神から来るということも言われています。
腰痛に関しては、これまで世界各国で数多くの研究が行われてきましたが、共通している結論は「ストレスと腰は無関係ではない」というものです。
原因不明の痛みに思い悩むことで身体は緊張し、それがさらに痛みを悪化させてしまう原因ともなるのです。
ストレスとの関係
原因不明と言われている腰痛は、その8割が心因性、つまり生活や仕事で感じているストレスが原因とされています。
ストレス解消法といえば、テレビやインターネットでも語られるメジャーなテーマですが、実はこれらの対策はそのまま腰痛対策として有効かもしれないのです。
コント番組や映画を見たり、おいしい食事を食べたりすることも大切です。
また、近年では鬱は病気だという事実が広まっており、気軽に心療内科を受診する方が増えています。
その診断結果が原因不明となった場合には、ひとまず重大な病気ではなかったことを喜びましょう。
その後で、心療内科などで精神面でのケアを受けてみるというのも、一つの解決策かもしれません。
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