激しい腰痛を感じるときの原因には何が考えられるでしょうか?
我慢のできる痛みだけであれば良いのですが、残念ながら我慢できないほどの激しい痛みというのも存在します。
そんな激しい腰痛が発生した場合、どのような原因が考えられるのでしょうか?
背骨を原因とする腰痛
椎間板ヘルニア
若い方であっても、20代を過ぎれば誰しも起こり得る病気です。
椎間板ヘルニアは背骨に想定以上の力を加えることで発生するとされています。
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椎間板の内部にある「髄核」という粘り気のある組織に、力が加わったことで外部へ飛び出し神経を圧迫することで、痛みを発生させてしまいます。
悪化することで、下半身のしびれや麻痺へと繋がっていきます。
骨粗しょう症
このような加齢などの影響により、骨の密度が低下することで、骨が折れたり潰れたりしやすくなる病気が「骨粗しょう症」です。
骨の密度が低下する原因は、ほとんどは加齢とされていますが、無理な栄養制限によるダイエットなどの影響でも同じくカルシウム不足となることがわかっています。
変形性脊椎症
骨粗しょう症と同じく、加齢により発生します。
背骨のクッションとして働いている椎間板が薄くなったり、骨が変形する病気であり、時に激しい腰の痛みを発生させます。
極度に進行してしまうと、歩行すら困難になってしまいます。
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その他の疾患が原因の腰痛
尿管結石
人間が体感する激痛のなかでも、最高ランクの病気としてよく名前が上がります。
尿管結石による痛みが発生すると、動くこともできず、救急車が到着するまでただひたすら耐えるしかない、と言われています。
尿の通り道を、結石が塞いでしまうことで器官に圧力がかかり、激しい痛みを生み出してしまいます。
がん
がんといえば、死に直結しかねない難病ですが、これらも腰痛との関連が高い病気です。
悪性の腫瘍が他の器官を圧迫することで、腰痛の原因となります。
婦人科の病気
月経が直接的な原因となりますが、ストレスにより引き起こされるとも考えられています。
その他の病気
それ以外にも、激しい腰痛の原因となる背骨のトラブルは数多くあります。
激しい腰痛があった場合には、必ず医療機関による診察が必要となります。
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